補聴器について

補聴器と集音器の
違いについて

「補聴器」と「集音器」は、どのような機器なのか、それぞれの特徴についてご説明いたします。

機能の違い

補聴器・・・
補聴器は厚生労働省が認定した医療機器であり、一人ひとりの聴力に合わせた細かい調整が可能です。耳鼻咽喉科の診断をもとに装用をすすめられることが一般的です。
集音器・・・
周囲の音を一律に増幅する簡易的な音響機器です。家電量販店などで購入でき、聞こえが少し気になる人向けの製品です。

安全性の違い

補聴器・・・
厚生労働省から正式に医療機器として認定されている製品で、効果や安全性などについて一定の基準をクリアしています。
集音器・・・
家電製品にあたる為、通販や家電量販店での販売されることが多いです。

価格とアフターケアの違い

補聴器・・・
20万円以上のものが多く、購入後も定期的な調整やメンテナンスを受けられます。
集音器・・・
数千円~数万円で購入できるものの、多くは対面販売ではないので、個別調整や専門的なアフターケアは受けられません。

補聴器の紹介

ワイデックス ワイデックス

Widex(ワイデックス)はデンマークの補聴器メーカーで、1960年に創業されました。
高精度な音響技術を活用し、自然でクリアな音質を提供する補聴器を製造しています。
Bluetooth接続機能やカスタマイズ可能な音質調整など、ユーザーの快適さを重視したデザインが特徴です。
革新を追求し、補聴器業界で高い評価を得ています。

Phonak

フォナックは1947年にスイスで創業した補聴器のグローバルブランドで、世界最大の補聴器グループであるソノヴァグループに属しています。聴覚ケアの革新に貢献しており、先進的な技術と豊富な製品ラインナップが特徴です。特に、騒がしい環境や遠距離の音声をクリアに伝える「ロジャーシステム」や、スマートフォンと接続できるBluetooth機能などに強みを持っています。

GNresound

GNリサウンドは、1869年創業のデンマークを拠点とする大手補聴器メーカーで、情報技術企業GNグループの一員です。補聴器の他、ヘッドセット/ヘッドホン事業部であるJabra(ジャブラ)も持ち、聴覚、音声、ワイヤレス、小型化技術を統合して、自然な聞こえと快適な使い心地を目指す「オーガニックヒアリング」というコンセプトを掲げています。スマートフォン連携や革新的な音響処理技術を特徴とし、補聴器の歴史に多くの業界初となる技術を導入してきた企業です。

スターキー

スターキーは1967年創業のアメリカの補聴器メーカーで、業界初となるオーダーメイド補聴器の開発から、AI、ヘルスケア機能を搭載した革新的な補聴器の開発をリードしてきました。世界規模で事業を展開する米国資本の補聴器テクノロジー企業であり、オーダーメイド補聴器の先駆者として知られています。