「補聴器を買ったけれど、雑音ばかりでうるさくて引き出しにしまったままになっている」こんな悲しいお話を、耳にすることが少なくありません。
多くの方が「補聴器は高性能な高いものを買えば、すぐによく聞こえるようになる」と考えがちですが、実はそれは大きな誤解です。
補聴器の効果を最大限に引き出すのは、機械の性能だけでなく「調整(フィッティング)」の技術にかかっています。
そして、この「調整」は、少し勉強すれば誰にでもできるような簡単なものではありません。
今回は、補聴器の調整がなぜそれほど難しく、専門家によるサポートが必要不可欠なのか、3つの理由を解説いたします。
理由1. 聴力は十人十色。そして人は「脳」で音を聞いているから
視力検査の結果に合わせて作るメガネとは異なり、耳の「聞こえ」は非常に複雑です。
高い音が聞こえにくい方、低い音が聞こえにくい方、音は聞こえるけれど「言葉」として理解するのが難しい方など、聴力はまさに十人十色。
さらに、難聴の期間が長いほど、脳は「静かな世界」に慣れてしまっています。
そこに突然、データ通りに補聴器で音を入れてしまうと、脳が処理しきれず「うるさい!」と感じてしまいます。
熟練の調整者は、ただ聴力データに合わせるだけでなく、「お客様がどれくらい音を許容できるか」「脳がどれくらい音に慣れているか」を
カウンセリングの中で汲み取り、数ヶ月かけて徐々に目標の音量へと引き上げていく「リハビリの計画」を立てて調整を行います。
これはマニュアル通りにはいかない、経験が問われる職人技です。
理由2. 補聴器が「超小型AIコンピューター」に進化しているから
今の補聴器は、昔のような「ただ音を大きくするだけの機械」ではありません。
現在、世界的なメーカー(Widex、Phonak、Starkey、GN Hearing、Oticonなど)の最新機種には、驚くほど高度な「AI(人工知能)」が搭載されています。
周囲の環境を1秒間に数千回も分析し、正面の人の声だけを際立たせる機能、雑音だけを瞬時に抑え込む機能、さらには転倒を検知して家族に
知らせる機能まで備わっています。
しかし、この魔法のようなテクノロジーも、正しく設定できなければ宝の持ち腐れです。
機能が高度になればなるほど、調整するためのパラメーター(設定項目)は膨大かつ複雑になります。
最新のAI技術や音響工学、各メーカーの専用ソフトの特性を深く理解していなければ、AIの力をユーザーの生活にフィットさせることはできないのです。
理由3. 「認定補聴器技能者」という専門資格の壁
こうした高度な調整を行うための確かな知識と技術の証となるのが、「認定補聴器技能者」という資格です。
特定非営利活動法人 日本補聴器技能者協会(JHITA)やテクノエイド協会が定めているこの資格は、誰でもすぐに取れるものではありません。
耳の医学的な基礎知識、音響工学、補聴器の構造、そして心理的カウンセリングなど、多岐にわたるカリキュラムを数年かけて学び、
厳しい試験と実務経験をクリアした者だけが得られる資格です。
つまり、補聴器の調整は、解剖学とテクノロジー、そして人間の心理を総合的に理解したプロフェッショナルでなければ、適切に行うことはできないのです。
補聴器のオトラボなら「あなたのご自宅」でプロが調整します
補聴器の調整が誰にでもできるわけではない理由がお分かりいただけたかと思います。
しかし、実は「凄腕の認定補聴器技能者」がお店で完璧な調整をしたとしても、まだ問題が残ります。
それは、「お店の中の音響環境と、お客様のご自宅の環境は違う」ということです。
お店で静かに会話をする時は完璧でも、家に帰ってテレビをつけたり、キッチンで水を出したりすると、「なんか違う…」となることはよくあります。
だからこそ、出張・訪問専門の補聴器サービス「補聴器のオトラボ」の出番です。
オトラボでは、認定補聴器技能者がお客様のご自宅へお伺いし、普段生活しているその環境の中で調整(フィッティング)を行います。
ご自宅のテレビの音量、よく話すご家族の声のトーン、リビングの広さや反響。それらすべてをその場で確認しながら最新AI補聴器を調整するため、
お店で合わせるよりも圧倒的に「生活に馴染む音」を作り上げることができるのです。
補聴器選びは、機械選びであると同時に「人(専門家)選び」でもあります。
「買ったけれど合わなかった」「これから補聴器を検討したい」とお考えの方は、ぜひ一度、補聴器のオトラボの無料出張相談をご利用ください。
あなたの生活環境に合わせた最高の調整をお約束いたします。
補聴器のオトラボ(訪問専門の補聴器屋)https://otolabo87.com/
【TEL:080-5285-2345】
【定休日:毎週水曜、日曜、祝日】
SNS:https://www.instagram.com/otolabo87ers/
参考文献
- オトラボ(OtoLabo)公式サイト
https://otolabo87.com/ - 特定非営利活動法人 日本補聴器技能者協会(JHITA)
https://www.npo-jhita.org/technician/ - Widex:人工知能(AI)と補聴器
https://www.widexpro.com/ja-jp/widex-technology/artificial-intelligence/ - Phonak:AI(人工知能)テクノロジー
https://www.phonak.com/ja-jp/professionals/ai-audiology - Starkey:Edge AI(エッジAI)補聴器
https://www.starkeyjp.com/hearing-aids/edge-artificial-intelligence-hearing-aids - GN Hearing:AI搭載補聴器
https://www.gnhearing.com/ja-jp/products/ai-hearing-aids - 日経クロステック:補聴器の進化、AI活用で「聞こえ」を最適化
https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/feature/00004/060500024/ - PR TIMES:最新補聴器関連プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000118181.html